illustrator 描画モードのオーバーレイについて

illustrator 描画モードのオーバーレイについて

描画モードとは、2枚以上の重なり合う図形、写真など、それらのカラーを混ぜ合わせる方法です。
掛け算や割り算のような考え方ですね。

色違いの図形2枚を作り、重ね合わせ、メニューの「ウィンドウ」「透明」で透明パネルを表示させます。
透明パネルを表示させます

手前の図形を選択している状態で、透明パネルの描画モード(デフォルトでは「通常」)をクリックして、任意のモードを選択。
まずは乗算を試してみます。
乗算を試してみます
このように図形の重なっているところが紫色に変化します。



オーバーレイは、明るさの度合いで乗算かスクリーンか、どちらかの効果が出るものです。
輝度が50%グレーよりも明るいものがスクリーン、50%よりも暗いものが乗算に振り分けられます。
※後ろの色と、手前の色を掛け合わせて、黒に近づいていきます。
カラーのセロハンテープを乗せたイメージや、水彩の絵の具を塗ったイメージに近いです。


この場合は、紫が50%グレーよりも暗いので、乗算に扱いになります。